2020年最後の日に思うこと、つれづれなるままに

考える

来ないと思っていた大変化の年が来た

中島京子さんの「小さいおうち」という小説をご存じですか?昭和初期から戦争中にかけての東京の中流家族の生活を女中さんの視点から描いた小説で、山田洋次監督で映画にもなりました。

そこで描かれているので戦争に向かっている中での少しずつ不便になりながらも淡々と過ごす日常生活。後の時代の人間からすると、そんな時代にそんなのんきな、と思えますが、多分当時の一般庶民の大多数はそうだったんだろうなと思えるお話です。

コロナ禍と言われる日々を過ごしている今、それなりに日常生活を過ごしているようでいて、実はこの「小さいおうち」の人たちと同じじゃないかなと、ふと思いました。

昭和30年代を子どもとして過ごし、平成を親として過ごしてきた私にとって、終戦という大きな変革を経験していないせいか、自分と子どもとの世界は地続き、親世代(旧制中学や女学校に通っていた)とは時代がぱきっと分かれているという感覚でした。このまま続いていくのかなと思っていた時間の流れが、今年2020年、思わぬ感染症によって、ぱきっと区切りがつけられてしまったと感じています。

きっと数十年後に振り返ったら、今年2020年は終戦の1945年に匹敵するくらいの激動の年だと評価されるのではないでしょうか。

個人的には、あまりに全てがごろっと変わってしまったせいか、2020年は飛ぶように過ぎてしまいました。

後8時間ほどでそんな2020年も終わります。

2021年はどんな年

偶然にも、2020年末は占星術の世界では「地の時代」から「風の時代」への転換点だそうです。

「地の時代」には、目に見える物、物質やお金などの価値が重要視され、「風の時代」には、知性や人との交流など目に見えない物が重要になるそうです。皮肉にも大勢で集まりが制限された今年。それでもネットを通じて打ち合わせをしたり、SNSで普段会えない人たちと交流が復活したり。今までとは違う流れ、違う繋がり方が生まれました。

「早くコロナが落ち着いて前みたいに会いたいね」

合い言葉のように今年繰り返してきましたが、まだ先は見えません。

個人的には「前みたいに」は無理じゃないかなと思っています。それでも人と人との繋がりは切れません。

今まで、オフィス・ヒロの仕事は、目の前に積まれている仕事の山を片付けることでした。2020年はその形が少し変わりました。新たな繋がりの場、出会いの場を提供することが増えてきました。

そして、風の時代2021年。

きっとまた新しい出会い、新しい繋がりが生まれることと思います。

無から有は生まれない

けれど、その新しい繋がりは、いきなり生まれるわけではありません。

今まで出会った方々、私と関わってくださった方々。皆さんが新しいオフィス・ヒロの流れを作ってくださっています。

今の自分は過去の私の延長線上にあります。オフィス・ヒロもこれまでの様々な経験、様々な繋がりの上に建っています。

どうか、新しい年、2021年もオフィス・ヒロを、よろしくお願いいたします。

皆様のご多幸と健康を祈っています。

良いお年をお迎えください。

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